導入事例

導入事例

WORKスプレーやポンプをもっと使いやすく。くるりと曲がる新発想のプラスチックチューブ

効果

・ポンプやスプレーの吸い上げ管として使用すると、逆さにしたり傾けたりしても噴射可能です。
・容器サイズや内容物に合わせ、適切な寸法・材質のジャバラチューブを調整できます。

特許技術を含む独自の製造法

当社では独自の加工技術により、蛇腹状の「山と谷」が連続した特殊なプラスチックチューブである「ジャバラチューブ」の製造に注力しております。

製品の用途によって求められるプラスチックチューブの性質や形状も様々ですが、そのバリエーションの一つとして「可能な限り柔軟に曲がるもの」という特性を挙げることができます。

プラスチックチューブに柔軟性を持たせる方策として、「比較的柔軟なプラスチック原料の使用」や、「チューブの肉厚をできるだけ薄くする」といったことが考えられます。しかしプラスチックの特性上、その柔軟性には限界があり、また薄さを追求すれば強度面の不安や折れ曲がりによる内容物の遮断といった問題が発生します。

当社のジャバラチューブは、蛇腹状の「山と谷」が複数連なった特殊な形状をしており、これによって蛇腹部は柔軟性を持ち、内容物の通りを保ったまま自在に曲げることができます。またPEを原料に用いることにより、部分的に薄くなった膜部も一定の強度が確保されております。

現在のジャバラチューブの導入事例としては、スプレー容器に組み込まれる吸い上げ管としての利用が多数を占めています。PE製のジャバラチューブ本体は軽く柔軟なため、そのままでは液体から浮かび上がってしまいますので、吸い上げ口の先端に錘(おもり)を取り付けることで常にチューブ先端が液体内に保持されるよう工夫しました。それにより、チューブ先端は容器が傾いても内容物とともに移動することになり、どのような方向にあっても吸い上げが可能となります。

こうした利便性が評価され、当社のジャバラチューブは多くの商品に採用・導入をいただいた実績がございます。他社にない機能と形状から話題性もあり、多くのお問い合わせも頂戴しております。

一覧に戻る