
使った後のスプレーやシャンプー・洗剤の容器を分解すると、液体を吸い上げていたストローのようなものが出てきます。
その先端を見てみると、写真のように斜めに切ってあったり、V字形に切ってあったりするものが多く見られませんか?
人が切るにせよ機械で切るにせよ、まっすぐ平らに切る方が簡単にたくさん作れそうなものです。
なのにわざわざこういった形にしている。これには一体どんな意味があるのでしょうか。

上の写真を見てください。平らにカットしたチューブを、ボトルに差し込み吸い上げストローとして使います。
ところがこちら、チューブの先端が容器の底に近すぎてほとんどすき間がない。
これではチューブの先に液体が流れてこず、当然うまく吸い上げることもできません。

続いてこちらの写真。こちらではボトルの底から少し離した位置に固定してみました。
満タンの状態から使っているうちは問題なさそうです。しかし液体が減ってくるとどうでしょう。

ストロー先端より水面が下回ると、吸い上げられなくなってしまいますね。振ったり傾けたりしても限界があります。
そう、切り口の平らなチューブは、容器の底も平らな場合「底のほうに残った液体を上手く吸い上げられない」のです。

さて、ここで最初にお話しした「斜めやV字形に切られたチューブ」について思い出してみてください。
このような形であれば、先端が容器の底に触れても、どこかに必ずすき間ができますね。
これらは、容器の液体をムダなく吸い上げる上で非常に合理的な形なのです。
ストローやチューブと呼ばれるものは身の回りにたくさん溢れていますが、その形にもそれぞれ意味があります。
ぜひ、見かけた際は気に留めてみてくださいね。
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